現在の公明党の幹部を何人か紹介したい。
代表 斎藤 鉄夫
国土交通相 中野 洋昌
生年月日:1978年1月4日
出身地:京都府京都市
学歴:東京大学教養学部
コロンビア大学国際公共政策大学院修士課程
衆院兵庫8区で当選5回。国交省課長補佐を経て2012年衆院選で初当選し、経済産業政務官などを歴任した。
副代表 北側 一雄
副代表 古屋 範子
生年月日:1956年5月14日
出身地:埼玉県浦和市
学歴:早稲田大学第一文学部
副代表 佐藤 茂樹
生年月日:1959年6月8日
出身地:滋賀県大津市
学歴:京都大学法学部
副代表 赤羽 一嘉
生年月日:1958年5月7日
出身地:東京都新宿区
学歴:慶應義塾大学法学部政治学科
副代表 竹谷 とし子
生年月日:1969年9月30日
出身地:北海道標津郡標津町
学歴:創価大学経済学部
幹事長 西田 実仁
常任役員会顧問 山口 那津男
生年月日:1952年7月12日
出身地:茨城県
学歴:東京大学法学部
26歳で司法試験に合格。1990年神崎武則の誘いで公明党公認で出馬し、初当選。2009年、太田昭宏の後任として党代表に就任。
以下「公明党に問う この国のゆくえ」より抜粋
「法律を使って困っている人、苦しんでいる人を助けるという意味では、政治家も弁護士も変わりません。弁護士は誇れる職業だと思い取り組んでいましたし、実際、そうして多くの人を助けてきたという自負もあります。しかし、今、目の前にいる人は自分が一生懸命頑張れば助けてあげられるかもしれないけど、同じような問題で苦しんでいる人は全国にまだまだたくさんいる。一人の弁護士が助けてあげられる人数には限界がありますよね。しかし、いい法律や予算措置ができれば、いっぺんに大勢の人を救うことができるのではないか、そう考えるようになったのです」
「そう思ったのは何かきっかけがあった?」
「強く実感したのはサラ金問題です。取り立てが厳しくて夜逃げする、一家心中する、そういう事件が続発していた時代がありまして。だけど1983年に「貸金業規制法」、いわゆるサラ金規制法が制定され、取り立て可能な時間や上限金利などが厳しく規制されることになりました。そうしたら、夜逃げや一家心中事件の数が、ゼロにはならないまでも、減ったのです。法律が制定されたことで多くの人が悲惨な状況から救われた。そのとき、政治の果たす役割、国会議員の果たす役割は大きいと実感しました。それともう一つ、弁護士は法律がなければ、新しい問題に対する解決策を見つけられません。つまり国会に法律や予算を作ってもらう以外に救済する道具がないということのもどかしさも感じていまして。でも、政治家ならそれができるかもしれない、ならば、挑んでみようと決断したわけです」
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