参議院議員選挙

現在の参議院議員選挙は、選挙区制と比例代表制の組み合わせで実施されている。

242人の参議院議員のうち、146名を選挙区制で選ぶ。ただ、参議院は「3年ごとに半数改選」なので、実際に1回の選挙区選挙で選ばれるのは146÷2=73人である。

参議院選挙には各県の代表を国会に送る、という性格があるので、各県がおおむね1人の代表者を選出することになるが、各県の人口を比較すると票数が県によって段違い、ということになるので、少しでも公平性を期するために、例えば人口の多い東京都では6人が選ばれる、ということになっている。逆に地方の中では、2つ以上の県を選挙区として合体させる「合区」を行わないと1票の格差を是正できない、という事態も生じている。

参議院議員のうち残りの96名を比例代表制で選出する。これも「3年ごとの半数改選」なので、96÷2=48で1回の参議院議員選挙で48名の比例代表選で選ぶことになる。

全国を1つの選挙区とみなして、選挙が実施される。

有権者は投票用紙に政党名か候補者名を書くことになる。

政党は得票数に応じて当選者を決めますが、衆議員と異なり「非拘束名簿式」なので、名簿の中で名前を多く書いてもらった候補者から順番に当選していく、という仕組みになる。

選挙区と比例代表において、衆議員のような重複立候補は認められていない。

参照、引用元:
「政治のキホンが2時間で全部頭に入る」馬屋原義博士 すばる舎







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