社会民主党

社民党、すなわち現在の社会民主党は、かつての社会党の名残のような政党と言えばいいのだろうか・・・社民党には申し訳ないけれど、社民党の大ファンという人は昭和世代の政治マニアの中にも多くはないだろう。

55年体制の時代は、社会党は自民党の一代対抗勢力だった。86年からは土井たか子のマドンナブームも起きた。それが激動の政界再編の90年代、自社さ政権の党首に祭り上げられた村山富市首相が、それまでの安保否定や自衛隊違憲などの方針を180度転換させ、支持を失い、これ以降、社会党は選挙で議席が取れなくなってしまう。その流れの1996年に社民党に党名を変更し、土井たか子氏を党首に再登板させるも、選挙で敗北を重ね、2003年に福島みずほ氏が党首に就任する。その後、党首交代もあったが、現在は福島瑞穂党首に戻っている。

政策はかつての社会党らしいものの総取りというか、「格差・貧困の解消」、「原発ゼロ」、「ジェンダー平等」、「多様性社会の実現」等の項目が並んでいる。しかしこれらの政策の方向性は、他のリベラル系政党、立憲民主党やれいわ新選組、共産党の一部の政策とほぼ変わらない。またまた社民党に申し訳ないけど、他の政党の政策を切り貼りしているだけのようにすら見えてしまう。社民党がこの先、強い独自性を打ち出して有権者への訴求力を高めることはできるのだろうか?






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社民党の幹部

社民党の幹部

党首  福島 瑞穂 生年月日:1955年12月24日 出身地:宮崎県日南市 学歴:東京大学法学部 1998年の参議院銀通常選挙で、社民党に政治姿勢と知名度を買われて比例区から出馬し初当選。2003年、衆議院議員選挙の議席...
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