自民党の幹部(サブ)

外務大臣  林 芳正

生年月日:1961年1月19日

出身地:東京都

学歴:東京大学法学部

ハーバード大学政治学大学院

岸田首相に限らず政権幹部というのはいつの時代もそういうものだが、この人も例にもれず超エリートである。海外経験が長いため、英語もペラペラで、外務大臣の現在はほぼ通訳なしで外相会談をこなしているとみられる。学生時代以来の大のビートルズファンであり、国会議員同士のバンド「ギインズ」のメンバーも務めており、G7夕食会でピアノでイマジン演奏を披露したことも有名だ。

一方で林氏に限らないことだが、宏池会は昔から親中の傾向があるとも言われており、中国が猛烈に軍事費拡大している昨今の状況の中、中国に甘い対応をするのではないか?と疑問視する向きがあったのも事実だ。その影響と思われるが、林氏は外相就任間もない時期、日中友好議員連盟の会長を辞任したことも話題になった。

総務大臣  松本 剛明
生年月日:1959年4月25日
出身地:東京都
学歴:東京大学法学部
日本興業銀行を経て2000年に衆議院議員初当選。民主党政権の政策調査会長、外務大臣を経験。2017年に自民党に入党。2019年から衆議院外務委員長を務める。伊藤博文の子孫とのこと。
厚生労働大臣  加藤 勝信
生年月日:1955年11月22日
出身地:東京都
学歴:東京大学経済学部
元農林水産大臣の加藤六月氏の娘婿。旧姓は室崎。
一時は「ご飯論法」(質問に真正面から答えず、論点をずらして逃げる論法)との批判も浴びたが、全体的な答弁の安定感には定評があり、黙々と仕事をこなす姿勢は省内でも高い評価を得る。安倍政権で官房副長官や党総務会長を歴任。菅政権でも官房長官を務めるなど、要職を歴任している。
防衛大臣  浜田 靖一
生年月日:1955年10月21日
出身地:千葉県富津市
学歴:米国ヒルズデールカレッジ留学後、専修大学経営学部経営学科を卒業
「ハマコー」の愛称で知られる浜田幸一・元衆議院議員の長男。自民党国防族のベテランで防衛相は2度目の就任。2021年の総裁選では出馬した野田聖子氏を支え、安全保障政策を指南した。選択的夫婦別姓を推進する議員連盟会長を務めるほか、林外相らとロックバンド「ギインズ」を組み、骨髄バンク普及のためのライブを開く一面も。お酒は全く飲めない。
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経済産業大臣  西村 康稔

生年月日:1962年10月15日
出身地:兵庫県明石市
学歴:東京大学法学部
通産省在籍中にアメリカのメリーランド大学院で国際政治経済学を修めた経験も持つ。舘ひろし似のイケメンとの評判も高い。新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年、担当閣僚として対策に奔走。土日や深夜勤務もいとわず、記者会見などの対応を104日間続けた。また経済産業省として資源や半導体の獲得競争に向き合い、欧米やアフリカなど世界中を飛び回った。国内では東日本大震災の被災地に何度も足を運び、東京電力福島第一原発の「処理水」の海洋放出に向けて奔走。自身は大学のボクシング部で鍛えた体力で乗り切ったが、周りが疲弊するという官僚泣かせの一面も。
官房長官  松野 博一
生年月日:1962年9月13日
出身地:千葉県木更津市
学歴:早稲田大学法学部
ライオン社に勤務後、松下政経塾を経て政界入り。大学時代は映画監督を志し、民間企業でCM制作にかかわるなどクリエイティブな一面がある。自虐的に「パッとしない中堅議員の会」を結成するなど、地味とも言われるが、安定した答弁や調整力には定評がある。ほぼ毎日眼鏡を変えて会見に臨むなど、オシャレにも気を使う。

総務大臣  鈴木 淳司

生年月日:1958年4月7日
出身地:愛知県瀬戸市
学歴:早稲田大学法学部
松下政経塾、瀬戸市議会議員を経て、2003年の衆議院議員選挙で初当選。小さな鉄工所を営む家庭で生まれ育ち、「真面目に働く人の味方でありたい」と考え、政治家を志した。総務、経済産業の両副大臣を歴任し、中小企業対策に注力した。自民党原子力規制に関する特別委員長を務め、エネルギー政策にも明るい。趣味は地元の特産品でもある焼き物鑑賞。同じ土の釉薬を使っても、人によって違うものができるのが魅力だという。

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