立憲民主党の幹部

立憲民主党の幹部クラスの議員たちの一部を紹介したい。

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代表  泉 健太

生年月日:1974年7月29日
出身地:北海道札幌市
学歴:立命館大学法学部
立憲民主党の政務調査会長を経て、2021年11月、党代表選に勝利し新代表に就任した。
「中道」「穏健保守」であると多くのマスコミから評されているらしい。やはりリベラルまっしぐらのような枝野幸男代表時代の立憲民主党からは、緩やかな方針転換を図っているのかもしれない(もっとも、枝野氏は演説の中では「私こそが保守」というような言い方もよくしていた)
安保法制反対、原発依存脱却を目指す、というあたりは党全体の方針と一致している。また選択的夫婦別姓やLGBTにもコミットしていきたいようだ。

代表代行  西村 智奈美

生年月日:1967年1月13日
出身地:新潟県吉田町
学歴:新潟大学法学部 英ブリストル大学への留学経験もあり

代表代行  逢坂 誠二

生年月日:1959年4月24日
出身地:北海道ニセコ町
学歴:北海道大学薬学部
元ニセコ町長。ボブ・ディランの大ファン。

幹事長  岡田 克也

生年月日:1953年7月14日
出身地:三重県四日市市
学歴:東京大学法学部
イオン経営者、岡田卓也の次男。元通産相の官僚。ハーバード大学のケネディスクールに留学経験あり。民主党政権の鳩山由紀夫内閣で外務大臣。菅直人政権で幹事長。



国会対策委員長  安住 淳

生年月日:1962年1月17日
出身地:宮城県石巻市
学歴:早稲田大学社会科学部
元NHK記者。鳩山政権にて衆議院安全保障委員長。菅直人政権にて防衛副大臣、国会対策委員長。野田内閣で財務大臣。
愛読書は村上春樹の作品や鬼平犯科帳など。

政務調査会長  長妻 昭

生年月日:1960年6月14日
出身地:東京都練馬区
学歴:慶應義塾大学法学部法律学科
NECを経て日経ビジネスの記者も経験。
民主党政権の鳩山由紀夫内閣で厚生労働大臣、あわせて年金改革担当大臣を兼務。菅直人政権で副幹事長。
愛読書:「夜と霧」

小沢 一郎

生年月日:1942年5月24日
出身地:東京都台東区
学歴:慶應義塾大学経済学部
言わずと知れた改革屋の小沢氏である。小沢王国とも言われた岩手の選挙区だったが、2021年の選挙で小選挙区落選を喫し、比例復活した。
第一次海部内閣で幹事長。海部内閣の後に金丸から後継首相を狙うよう説得されたというが、断っている。1993年に自民党を割り新生党を結成。細川政権、羽田政権が短命に終わると新進党で強力野党を企図したが97年に分裂し自由党に納まる。小渕内閣で自自公連立政権を組むが、小沢アレルギーに阻まれ連立解消し民主党に合流。民主党内で発言力を強めたが西松建設問題、陸山会事件で影響力を落とす。

野田 佳彦

生年月日:1957年5月20日
出身地:千葉県船橋市
学歴:早稲田大学政治経済学部
松下政経塾を経て政界入り。
民主党政権最後の総理大臣。
鳩山内閣で財務副大臣、菅直人内閣で財務大臣。
故安倍元首相への追悼演説が話題になっている。

枝野 幸男

生年月日:1964年5月31日
出身地:栃木県宇都宮市
学歴:東北大学法学部
大学卒業後、24歳で司法試験に合格。
立憲民主党の初代代表。
村山政権時代、菅直人政策調査会長の下で政策調査会副会長に就く。民主党政権、菅直人内閣にて幹事長代理、その後内閣官房長官に就任。その後、外務大臣臨時代理と行政刷新担当大臣を兼任。東日本大震災後の対応で、連日ほぼ主としてスポークマンとして働いた。野田内閣で経済産業大臣。
民主党下野後、維新の党と合流して民進党になるも、民進党が希望の党との合流の動きを見せ始めると今後の進退、方向性に疑問を感じ、同志議員たちと立憲民主党を発足させる。
代表時代は強烈な発信力を発揮し、立憲民主党を安倍政権に不信感を持つ有権者の受け皿となさしめた。2018年7月の大演説(フィリバスター)は話題を呼んだ。しかしその後大幅に支持率、議席を伸ばすことができず、与党を脅かすまで至れていない。2021年の総選挙では共産党と一部選挙協力するも、かえって議席を減らす結果となり、批判あびた。その直後に代表を辞任。

菅 直人

生年月日:1946年10月10日
出身地:山口県宇部市
学歴:東京工業大学理学部
市民運動家から政治家へ転身。橋本龍太郎政権で厚生労働大臣として初入閣。薬害エイズ訴訟では国及び厚労省の責任を認めて謝罪。1996年に鳩山由紀夫が新党さきがけを離党して民主党を旗揚げすると、菅直人もそれに参加。鳩山と菅が共同代表に就任。2009年、総選挙で民主党が圧勝し鳩山由紀夫政権が誕生すると副総理兼内閣府特命担当大臣として入閣。鳩山の後任の代表選挙で勝利し、第94代内閣総理大臣に就任。「最小不幸社会」を提唱。東日本大震災の対応に追われる。

蓮舫

生年月日:1967年11月28日
出身地:東京都
学歴:青山学院大学法学部法律学科
青山学院大学在学中にグラビアアイドルとして活躍。その後情報番組のキャスターなどを務める。2004年の参院選で当選し政界入り。民主党政権で仕分け人となった際のスパコン問題「2位じゃダメなんですか?」が話題になる。2016年に民進党の代表に就任。

辻元 清美

生年月日:1960年4月28日
出身地:奈良県吉野郡大淀町
学歴:早稲田大学教育学部
大学在学中、NGO「ピースボート」を立ち上げる。1996年、社民党にて初当選。被災者生活再建支援法、情報公開法、児童買春・児童ポルノ禁止法などの制定に取り組む。民社国連立政権の鳩山由紀夫内閣にて国土交通副大臣。野田内閣時に民主党に入党し政調副会長に就任。

小川 淳也

生年月日:1971年4月18日
出身地:香川県高松市
学歴:東京大学法学部
2021年の党代表選に挑戦するも破れる。同郷のドキュメンタリー監督大島新に注目され、2020年にはドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」に出演し、話題を呼んだ。その他にもメディアへの露出度は高い方だと思われ、発信力は高い。
元総務官僚。
2021年の著書「本当に君は総理大臣になれないのか」を読むと、小川氏のまっすぐで真面目過ぎる人柄と、立憲民主党の議員にありがちな理想主義的すぎる一面が垣間見える。今の政治課題はグローバルな広がりを持つものが多く、一国だけで検討策を考えても仕方がない、国際的な協調体制をとらなければならない、という問題意識が強調されている。また一部で話題を呼んだと思われる本「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。」はフリージャーナリスト和田静香の小川議員へのインタビュー形式となっている。この中には、和田氏が「市井で頑張って生活している人への言葉をいただけませんか?」との問いかけに対し、小川氏が泣き出してしまった場面が描かれている。いつも国会対応で政局に追われ忙しい思いをしている中、ふとしたきっかけで、市井の人たちを救うことこそが政治家の仕事なんだ、という原点に立ち返った気がしたのではないか。それにしてもまっすぐでピュアな、立憲民主党らしい政治家の一人だと思う。

福山 哲郎

生年月日:1962年1月19日
出身地:東京都
学歴:京都大学大学院法学研究科(同志社大学を卒業し大和証券、松下政経塾を経て大学院入りしている)
立憲民主党には珍しい?コワモテで武闘派のイメージのある政治家である。
民主党政権の鳩山由紀夫内閣で外務副大臣、菅直人内閣で官房副長官に就任。立憲民主党の初代幹事長を務める。







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